青の6号

The end meets the beginning.

2018彦根東の特色選抜入試【英語】の大問1の正答例がヒドイ件

これはひどいと思う。

 

大問1の問題文は以下のような構成になっている。

→問題と正答例 goo.gl/HwmbmX

 

まず小問1。文脈フレーズ作文で、5語から10語で書かせる問題。第1パラグラフなので、トピックを提示する箇所である。したがって Now, I'll tell you [  1  ]の空欄1に入る英文は、スピーチ全体から判断して書かれるべきであると思う。しかし、正答例 "why he is studying African plants used as medicine" は第1パラグラフ後半のくだりのみに対応したもので、これから話すことの概要ではない。ここは、"about his study and its purpose/dream" (ao6)で十分だろう。

  

次に小問2。脱文、That means I can change the world. を元の挿入位置に戻す問題。正答は I can make the world a little better. に続ける文としている。しかし、この英文につなげるにはやや無理があると思う。せめて、 It will take some time, but if I keep this, the world will be better and better. (ao6) という文を持ってきて、そのあとに That means I can change the world.だろう。

  

最もひどい小問5。先生の英語の質問に対してあなたなら何をするかを問う英作文問題。問題文に登場するショウタ君は、人々を助けるために何かをしたいとは述べているが、具体的なことは何も言っていない。つまり、I want to do something that will help other people. とだけしか言っていない。さらにその後、To do that, I need find things I can do. と述べ、これからそれを見つける必要があると言っている。それなのに先生の問いかけは「ショウタ君は人々を助けるために何かをしたいと言っている。あなたはどうですか? 将来何をしますか?」ってよくわからん質問だ。しかも、「ただし、ショウタ君との発表と異なる内容にすること」という条件があるが、そもそもショウタ君は何をするのかを述べていないのに、この条件って意味があるのだろうか。

  

最後に本文の中で、変な英文だと感じるものがあった。

Now I have a dream before me.

夢は自分の中にあって、自分の前にあるものではない。この文は、Now I have a dream in mind. とするべきだ。また、そもそもその夢がどんなものかを(具体的に)語っていないのだから、スピーチの終わりにはふさわしくないと思う。

 

以上です。